子連れでローマ滞在

ローマ滞在

長いフライトの後、体力回復のためにもローマで2泊することにした我が家。

子連れで初めてのローマです。そこで今回は訪れた場所と、2歳児連れで感じたことを振り返ります。

目次

メトロのチケットをゲット!

ローマのメトロ

ローマ市内での移動手段はいくつかありますが、主な方法はメトロ徒歩だと思います。

観光名所の多くが徒歩で移動できる距離にあるので、エリアごとに見て回ってメトロで移動するのがオススメ。

例えば有名な「トレビの泉(Fontana do Trevi)」から「パンテオン(Pantheon)」までは徒歩8分!その4分先に「ナヴォーナ広場(Piazza Navona)」といった具合です。

ローマのメトロはテルミニ駅を中心に、放射線状にA,B,Cの3路線が広がっています。

子どもの場合は10歳の誕生日まで無料。大人1人に対して子ども1人が無料で乗車できる形です。

1回分の乗車券は100分まで利用可能で、10回分の回数券なら、100分x10回分使うことができます。

そのほかにも、メトロを24時間や48時間、72時間使える券や、バスなどの交通機関の利用も込みで購入できるチケットもあるので、滞在時間や目的に合わせて購入するといいですよ。

ローマで訪れた場所

スペイン広場(Piazza di Spagna)

ローマといえばここ! スペイン広場です。朝早くに行ったらガラガラで、写真撮り放題でした!(が、家族が写っているものばかりで載せられず)

スペイン広場は、下からはもちろん、上からの眺めも抜群です!私たちが行ったときには新型コロナ対策なのか、座ってくつろぐことが禁止されていました。(警察が見回りをしていました)。

でもこの規制が解けたら、是非あの階段に座ってジェラートを食べていただきたいです!

※ここで注意点:イタリアの観光名所はどこもそうなのですが、高齢女性や赤ちゃんを連れた格好をしている女性がお金をせがんできます。ちょっとでもうろたえると、しつこくついてくる可能性も。ここは強気で「No!」と言いましょう。

また、バラの花束を売ってくる男性も多数いるので、ここでも強気で否定することが必須です。

ボルゲーゼ公園(Villa Borghese)

スペイン広場を上がったところにあるのが、ボルゲーゼ公園です。

とても広大な敷地で、カフェや人形劇場などもありました。高台にあるので見晴らしが良く、ローマを一望できます!

広いので、なかでレンタサイクルをするのもいいかもしれませんね!

ポポロ広場(Piazza del Popolo)

ボルゲーゼ公園から下に降りると、ポポロ広場にたどり着きます。

石畳のポポロ広場は、夏には日差しが照り返してとても眩しかったです! お決まりのように花を売る男性が近づいてきますが、ここでもスルー。行った日は、「Play Music Stop War」というウクライナ侵攻に反対するイベント&コンサートの準備が行われていました。

ポポロ広場はかつて「ローマの入口」と呼ばれていました。楕円形の広場の片側には荘厳な「ポポロ門」があり、最初に建造されたのは1745年のこと。まさに「入口」であったことがよくわかります。

その門から広場を見て、中央に建っているのがオベリスク。そしてその先、つまり広場の反対側にはドームが特徴的な教会が2つ建っており、2つを挟むように放射線状に3本の道があります。

その真ん中を通るのが、コルソ通り(Via del Corso)です。

コルソ通り(Via del Corso)

暑さにやられていた私たちは、一旦バールで休むことにしました。

まだ午前11時でしたが、イタリアの夏といえば!の「スプリッツ(Spritz)」をオーダー。マシューはリンゴジュースにハマっていたのでオーダーしてみたところ、緑色のジュースが出てきました。

この後わかるのですが、イタリアでリンゴジュース見つけるのがなかなか難しく…他のフルーツジュースを頼んでみたりもしましたが、慣れない味だからか「apple juice!」を連呼するばかりで少し困りました。

さて、コルソ通りはポポロ広場からヴェネツィア広場まで1.5km続きます。比較的リーズナブルなお店が並んでいるので、歩いてウィンドウショッピングをするだけでも楽しいです。

逆に、ハイブランドのショッピングをするなら、コルソ通りとスペイン広場を繋ぐ、コンドッティ通り(Via dei Condotti)が有名。日本でも有名どころのブランドが集まっていますよ!

また、コルソ通りを中心に、必見の観光名所が散らばっているので、ここを目印に移動するのもおススメです。

トレビの泉(Fontana di Trevi)

ポポロ広場からヴェネツィア広場方面に歩くと、左手にトレビの泉があります。

トレビの泉は、知らない人はいないのではないでしょうか。1762年に建造終了した人工の噴水で、トレビの泉を背にしてコインを投げた人は、その枚数によって願いが叶うという言い伝えがあります。

私たちが行ったときには、コロナの自粛期間から観光業が戻ってきている時期で、ヨーロッパやアメリカからの観光客でいっぱいでした。

マシューもベビーカーで連れていたため、近づくことはできず、とりあえず写真を撮るくらいしかできませんでした…。

ナヴォーナ広場(Piazza Navona)

トレビの泉から続いている細い道を進むと、パンテオン(Pantheon)という神殿が目に入ります。

現在建っているものは紀元125年あたりに完成したと言われており、ドームの形と光を取り入れるため、天井部分に空いている穴が特徴的です。

今回私たちは酷暑すぎてマシューもお疲れ気味だったので、パンテオンをスキップしてそのまま直進し、ナヴォーナ広場(Piazza Navona)へ行くことにしました。

ナヴォーナ広場は周りを建物に囲まれているにもかかわらず、とても開放的で、私のお気に入りの広場です。

1世紀頃に造られたドミティアヌス競技場という競技場の跡地のため、オープンなエリアになっています。

周りの建物に沿ってバールがあるので、私たちはそのうちの1つのテラス席に座ることにしました。

マシューはここで眠りの世界へ。

大人2人はスプリッツをオーダー! ここで2杯ずつ飲んでしまいました 笑

もうここまでで、体力は限界だったのですが、ローマにいる友達と会うことにしていたので、ホテル近くまで引き上げです。

友達家族とこれまたバールで会って、ホテルへ戻りました。

ローマは自分の足で周ってこそ楽しめる

この日は最初こそ地下鉄に乗りましたが、あとはほとんど徒歩で移動しました。

ローマはやっぱり歩き回ってこそいろいろな発見があって、楽しめると思います。

今回は時間が限られていたので、私たちは1つのエリアに絞って観光をしましたが、数日滞在するならエリア間は公共交通機関で移動して、あとは徒歩がオススメです。

ただ、石畳が多いので夏でも歩きやすいスニーカー履いていくといいでしょう。

あと、やっぱりマシューはもうすぐ3歳とはいえ、ベビーカーを持って行ってよかったです! 小さな体で時差には勝てないですし、かといってずっと抱っこをしているわけにいかないので、もう少し大きくなるまで海外に行くときには必須アイテムです。

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