妊娠に対しての想い

マシューの足

ルッチョ(夫)と私の長男、マシューが生まれたのは2019年のお盆。

妊娠が発覚したのは、2018年の12月21日のことです。

子どものときから、「いつかは結婚して、子どもができて、家族っていうものを持つんだろうな」と漠然と思っていました。

イギリスにいるときは、Channel 4というチャンネルで”One born every minute“(直訳:毎分生まれる赤ちゃん)というドキュメンタリー番組を見るのが、いつの間にか習慣に。

この番組は、1回のエピソードで2、3人の妊婦さんにフォーカスして、陣痛が来たときから赤ちゃんが生まれるまで、ありのままを撮影します。

本当に「ありのまま」です!YouTubeチャンネルができていたので、ぜひ見てみてくださいね。

少し脱線しますが、イギリスに行ってまず驚いたことが、テレビ番組が「ありのまま」を見せていること!子ども向けの性教育の番組でも、モザイクなど一切無し! (イギリスは5歳から性教育が始まります。この決定がなされた当時は話題になっていたものです)

もちろん”One born every minute”も、モザイクはほぼ無かったような・・・。出産は「美しいもの」というより「壮絶なもの」ということが、まざまざとわかる番組です。そのため大体のエピソードで、奥さんが旦那さんに叫んでるし、痛みで泣いてるし、見ていたら出産がこわくなってもおかしくないでしょう。

実際に、ルッチョの妹に「お気に入りなんだ〜」と見せてみたら、「こんなこわいものを見るなんて信じられない!」とばっさり言われたことがあるくらいです。でも、見てしまうんですよね。生まれるまでみんな辛いけれど、生まれた瞬間にそんなこと忘れちゃうくらい、幸せで包まれているから。

慣れとは恐ろしいもので、一人暮らしの夕飯時に放送されていたこの番組を見ていた私。 赤ちゃんが生まれて、一人で感動して涙するのがお決まりでした。

でも今思えば、自分とはかけ離れた世界の出来事だったから、こんな風に見ていられたのかもしれないです。実際に自分が妊娠してからは、こわくて見られなくなりました。妊娠とは不思議なもので、「赤ちゃんが欲しい」と思っていても、いざ妊娠した!となると、嬉しくてしょうがない反面、不安がドドドっと襲ってくるんですね。

次回は妊娠が判明したときについて振り返ってみます!

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